日本教育新聞に掲載されました!

先日実施していた「水泳のクラウドファンディング」について記事にしてもらいました。


(以下、記事を引用)


『少人数制で水泳教室保護者のリクエストに応え』


水泳を習いたいけれど、教えてもらえる場がない―。発達障害のある子どもやその保護者が抱える課題を解決しようと、昨年度に続き、12月から東京都内で参加費無料の水泳教室が始まる。


発達障害のある小学生を主な対象に水泳教室を開くのは、首都圏で個人指導のスイミングスクールを展開する「Swimmy」(東京・港区)だ。代表取締役の菅原優さんは「発達障害児の保護者から問い合わせや相談が年々増えてきた」と話す。


水泳を習える場が少ない現状に加え、子どもに集団行動が苦手という特性があるため、保護者が周囲に気を使って教室を辞めさせてしまったり、教室側から一般クラスへの参加を断られたりする場合があるという。


発達障害のある子どもにも水泳を学べる場をつくろうと昨年度、スポーツ庁の委託事業として、東京都小金井市と大阪市の屋内プールで少人数制の水泳教室を実施。昨年10月から今年1月にかけて、61人の幼児や児童が参加した。


水に顔を付ける、水に浮く、バタ足の練習など、一人一人に応じたレッスンを楽しそうに受ける子どもの姿を見た保護者から感謝され、自身も指導に当たった菅原さんは「続けなければいけない」と感じたという。


ただ、本年度は資金調達先が見つからず、クラウドファンディングを企画。146人から約158万円の支援が集まった。12月から来年2月の日曜日、小金井市の屋内プールを借り、指導者1人に子ども2人の体制で水泳教室を開くことが決まった。


全国で実施できる仕組みを考えようと、東京学芸大学と共同研究も行っている。森山進一郎・同大准教授によると、プールは非日常的な空間で、


 (1) 浮力による「ふわふわする感覚」

 (2) 抵抗による「重たい感覚」

 (3) 水温による「ヒヤッとした感覚」

 (4) 水圧による「マッサージされる感覚」


―の四つの感覚を体感できる。水泳が発達障害児に与える効果なども併せて検証していく。


水泳を教える指導者の研修も重要だ。「障がい者スポーツ指導員」の資格を持つインストラクターが指導者研修を担う。研修では発達障害の特性や指導での留意点を学び、具体的な事例を基に指導方法を話し合う。


菅原さんは「発達障害のある子どもにとっても、できなかったことができるようになるという成功体験が自己肯定感につながる」と力を込める。


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