全国スポーツ推進委員連合の月刊誌「みんなのスポーツ4月号」に、当社の菅原が原稿執筆しました。お時間ある時にご一読頂けますと幸いです。
https://www.fujisan.co.jp/product/2613/b/2096619/
2020年にスポーツ庁の委託事業で実施した「発達障がい児とその母親を対象とした水泳教室」を主題として、
・発達障害児への水泳の有効性
・社会課題
について端的に書いています。
また、参加者(参加者)からの感想には、その切実な想いが綴られていて心動かされます。
「発達障がいの子どもも定型的な子ども達と同様でスポーツが好きで、スポーツを通して心身の成長も期待できると思う。しかし、今、日本の現状は、残念ながらスポーツは最初からできる子ども、レッスンの受け入れが早い子ども、いわゆる定型的な子ども達のために存在するシステムになっている。発達障がいの子ども達も上手に泳ぎたい、走りたい、ボールを投げたいなどスポーツに対する熱心な気持ちは誰よりも高い。しかし、それを支えてくれる施設は日本の中では、他の先進国に比べて極めて少ない。また、発達障がいの子ども達もスポーツを楽しむ権利があり、国はそれをサポートする義務もあると思う。定型的な子ども達と同じく、発達障がいの子ども達が楽しめるスポーツ場を設けてくれることこそ、日本も障がい者に対する差別がなくなる国であると思う。」
「一般的なスクールではついていけないばかりでなく、安全に通うことも難しく本人は自信を喪失し運動嫌いとなってしまうため参加できずにいました。そのためずっと特性を理解して対応して下さる水泳教室を探しておりました。今回通わせていただき嫌いだったはずの水泳が好きになり自信になり継続を希望するほどになりました。今後もこのようなスクールを年間を遠し継続していただきたいと強く望みます。できれば通いやすい場所での開催を望みますが、片道1時間かけてでも通いたいと思うほど私たち親子には貴重な教室でした。」
「ぜひ、今後も継続してほしいです。子どもの表情がとても満たされていて、見ていて本当に親も満たされました。どうしても障がいの性質から、集団に入れなかったり、叱責されることが多い中自己肯定感が低くなってしまいます。しかし、このスクールに通い出来ることが多くなり自信もついた様子です。先生方に感謝の一言です。これで終了となると、親子共にさみしいです。是非スクールとして成立させていただきたいです。」
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